付答(読み)つけこたえ

精選版 日本国語大辞典 「付答」の意味・読み・例文・類語

つけ‐こたえ‥こたへ【付答】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「つけごたえ」とも ) 役所などに届け出ること。事情を訴え出ること。また、苦情をいうこと。
    1. [初出の実例]「隣家、向合などにある人へつけこたへの文をやるには、むすばずひねらずしてつかはす事」(出典:評判記・色道大鏡(1678)九)
    2. 「飛脚仰天し、そのまま問屋に付こたへして」(出典:浮世草子・沖津白波(1702)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android