付紙台(読み)ツケガミダイ

デジタル大辞泉 「付紙台」の意味・読み・例文・類語

つけがみ‐だい【付(け)紙台】

近世金銀を人に贈るときに用いた台。「黄金一枚」などと書いた包み紙をはりつけ、金銀は別に包んで贈る。付け台。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「付紙台」の意味・読み・例文・類語

つけがみ‐だい【付紙台】

〘名〙 金銀を贈る時、黄金一枚・銀一枚などと書いた包み紙をはりつけた進物台。金銀を人に贈る時に用いた。つけだい
※浄瑠璃・堀川波鼓(1706頃か)下「十枚のりの付紙台足うちはやめ敵の門」

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