付託・附託(読み)ふたく

精選版 日本国語大辞典 「付託・附託」の意味・読み・例文・類語

ふ‐たく【付託・附託】

〘名〙
物事処置などを頼みまかせること。あずけてまかせること。
懐風藻(751)大津皇子伝「性頗放蕩、不法度、降節礼士、由是人多附託」
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一三「かくの如き人は、これに全世界をも付托(〈注〉アヅケル)しつべし」 〔韓非子‐詭使〕
議会で、ある議案本会議議決に先だち委員会の審査に委ねること。
※妻(1920)〈田中純〉「議長はすぐにその調査を委員に附托した」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android