付鬢(読み)つけびん

精選版 日本国語大辞典 「付鬢」の意味・読み・例文・類語

つけ‐びん【付鬢】

〘名〙 頭髪薄いのを補ったり変装したりするために付けた作りものの鬢(びん)
※歌舞伎・当龝八幡祭(1810)四幕「隠居わしが附(ツ)け鬢(ビン)して、元へ帰ってお屋敷の勤め」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android