仙人藻(読み)センニンモ

デジタル大辞泉 「仙人藻」の意味・読み・例文・類語

せんにん‐も【仙人藻】

ヒルムシロ科多年草。池沼や湖に生える。根茎泥中をはい、葉は線形水中にある。7月ごろ、枝の先にまばらな花穂をつける。

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精選版 日本国語大辞典 「仙人藻」の意味・読み・例文・類語

せんにん‐も【仙人藻】

  1. 〘 名詞 〙 ヒルムシロ科の沈水性の多年草。各地の池や山地湖水に生える。水中茎は横にはう地下茎の節から直立し、よく分枝する。葉はすべて水中葉で、まばらに互生する。葉身は長さ二~五センチメートルの広線形で、基部は長さ三~四ミリメートルの葉鞘となって茎を包む。七~八月頃、枝の先端が長さ約一センチメートルの穂状花序となり、小さな両性花をまばらにつける。花には花被はなく、四個の雄ずいと二個の雌ずいがある。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「仙人藻」の解説

仙人藻 (センニンモ)

学名Potamogeton maackianus
植物。ヒルムシロ科の沈水性多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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