仙翁・剪紅紗花(読み)せんのう

精選版 日本国語大辞典 「仙翁・剪紅紗花」の意味・読み・例文・類語

せん‐のう ‥ヲウ【仙翁・剪紅紗花】

〘名〙 (「せんおう」の連声) ナデシコ科多年草。中国原産で、古くから観賞用に庭園に栽培されている。茎は高さ六〇センチメートルぐらいになり葉とともに細毛を密に生じる。葉は長さ五センチメートルぐらいの卵形で対生。夏から秋にかけ径四センチメートルほどの深紅色(まれに白色)の五弁花をまばらに開く。花弁の先は不規則に細裂している。漢名、剪紅紗花。また、剪秋羅も用いるが、漢名ではない。せんのうけ。こうばいぐさ。《季・秋》 〔物品識名(1809)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android