代表なくして課税なし(読み)だいひょうなくしてかぜいなし(英語表記)No Taxation without Representation

山川 世界史小辞典 改訂新版 「代表なくして課税なし」の解説

「代表なくして課税なし」(だいひょうなくしてかぜいなし)
No Taxation without Representation

印紙法などの本国会議による課税立法に反対したアメリカ13植民地側の主張。みずからを代表する者の同意なしに課税されないことがイギリス臣民の権利であるから,植民地住民は各植民地議会の同意によってのみ課税される,と主張した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「代表なくして課税なし」の解説

代表なくして課税なし
だいひょうなくしてかぜいなし
No Taxation without Representation

ヴァージニア植民地議会におけるパトリック=ヘンリの言葉
1765年の印紙法に反対し,植民地代表のいない本国議会による植民地課税を無効と主張した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android