以て瞑すべし(読み)モッテメイスベシ

デジタル大辞泉 「以て瞑すべし」の意味・読み・例文・類語

もっめいす◦べし

ここまでできれば、もう死んでもよい。転じて、それで満足すべきである。「全力を尽くしたのだから―◦べきであろう」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「以て瞑すべし」の意味・読み・例文・類語

もって【以て】 瞑(めい)すべし

それによって、安らかに死ねるだろう、それくらいできれば、死んでもよいという気持を表わす。
※鎌倉夫人(1902)〈国木田独歩〉下「僕は君等の所謂る本能満足主義の勇者(チャンピヨン)だと思ふ。以(モッ)て冥(メイ)すべきであらう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android