以円(読み)いえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「以円」の解説

以円 いえん

?-? 平安時代中期の僧。
大江以言(もちとき)の子。天台宗比叡山(ひえいざん)首楞厳(しゅりょうごん)院で密教顕教をおさめる。奈良興福寺の僧円縁と親交をむすぶ。天喜(てんぎ)年間(1053-58)病でたおれ,円縁の夢中にあらわれて極楽往生をつたえたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android