仮山水(読み)カサンスイ

デジタル大辞泉 「仮山水」の意味・読み・例文・類語

か‐さんすい【仮山水】

庭園内の築山つきやま泉水

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仮山水」の意味・読み・例文・類語

か‐さんすい【仮山水】

  1. 〘 名詞 〙 庭園の築山(つきやま)と泉水。かりさんすい。
    1. [初出の実例]「仮山水者海様・河様・池様・泉様・遣水様・岩井様・細谷川様・枯山水様・山形・野形・洲浜形・葦手形等」(出典:尺素往来(1439‐64))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の仮山水の言及

【枯山水】より

…日本特有の庭園様式の一つで,仮山水(かさんすい),故山水(ふるさんすい),乾泉水(あらせんすい),涸山水(かれさんすい)などともいう。平庭に石組みを主体とし,水を白砂に代えて山水をあらわすもの。…

※「仮山水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android