仮我(読み)ケガ

デジタル大辞泉 「仮我」の意味・読み・例文・類語

け‐が【仮我】

仏語人間五蘊ごうん因縁が仮に和合したもので、実体としての我があるわけではないが、仮に我があるとしたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仮我」の意味・読み・例文・類語

け‐が【仮我】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。仮に実体とみなされたもの。たとえば、この身は五蘊(ごうん)が和合して生じたもので、実体的な我ではないが、仮りに我と見るなど。〔瑜伽論‐六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android