任使(読み)にんし

精選版 日本国語大辞典 「任使」の意味・読み・例文・類語

にん‐し【任使】

〘名〙 物事を委任して使うこと。まかせて使うこと。
平治(1220頃か)上「任使其の人を得る時は、天下おのづから治まる」 〔春秋左伝‐昭公六年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「任使」の読み・字形・画数・意味

【任使】にんし

委任される。〔戦国策、燕三〕軻曰く、此れ國の大事なり。臣、駑下(どか)にして、任するに足らざらんことをると。太子(すす)みて頓首す。

字通「任」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android