任意投票制(読み)にんいとうひょうせい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「任意投票制」の意味・わかりやすい解説

任意投票制
にんいとうひょうせい

投票するか否かは有権者の自由で,有権者個人の意思にまかされている選挙制度。有権者が投票することを法的に義務づけている義務投票制に対する。イギリスアメリカ,フランス,ドイツや日本などで採用されている。選挙の際の投票率は義務投票制に比べ低くなる。特にアメリカのように,有権者みずからが申請して登録しないと投票できない制度では,投票率はさらに低くなる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android