伊予の湯桁(読み)いよのゆげた

精選版 日本国語大辞典 「伊予の湯桁」の意味・読み・例文・類語

いよ【伊予】 の 湯桁(ゆげた)

伊予国愛媛県道後温泉の湯の周囲に渡した桁(けた)。その多さから、数の多いもののたとえにいう。
源氏(1001‐14頃)空蝉「およびをかがめて、とを、はた、みそ、よそなどかざふるさま、いよのゆげたもたどたどしかるまじうみゆ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android