伊佐家住宅(読み)いさけじゆうたく

日本歴史地名大系 「伊佐家住宅」の解説

伊佐家住宅
いさけじゆうたく

[現在地名]八幡市上津屋浜垣内

上津屋浜垣内こうづやはまがいとの中央に位置し、木津きづ川堤に近い環濠住居で、江戸時代の上津屋村四株(庄屋)のうち転法輪(三条)家領の庄屋であった伊佐家の住宅である。

南面する主屋を中心に土蔵などを周囲に配し、四囲に堀をめぐらせ、北側は藪である。主屋は享保一九年(一七三四)の造立(棟札)であるが、本家建直シ造作諸色覚帳(伊佐家蔵)に「享保十九年八月廿五日棟上 伊佐五右衛門 廿七歳」とあり、この年に建て直したのであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「伊佐家住宅」の解説

伊佐家住宅

京都府八幡市にある住宅。伊佐家は庄屋を務めた農家。主屋や蔵などは国の重要文化財に指定されている。

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