伊勢羽書・伊勢端書(読み)いせはがき

精選版 日本国語大辞典 「伊勢羽書・伊勢端書」の意味・読み・例文・類語

いせ‐はがき【伊勢羽書・伊勢端書】

〘名〙 伊勢国で江戸初期に通用した古紙幣。慶長・元和(一五九六‐一六二四)の頃、伊勢国の山田松坂射和丹生宇治などの富豪が、その信用力を基盤に発行したものであるが、そのうち山田羽書はその後強固な発行組織をととのえ、明治初年まで引きつづき発行した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android