伊曽乃神社(読み)いそのじんじゃ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「伊曽乃神社」の意味・わかりやすい解説

伊曽乃神社
いそのじんじゃ

愛媛県西条(さいじょう)市中野日明(ひあけ)に鎮座祭神は天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)と武国凝別命(たけくにこりわけのみこと)で、当地の開拓神として崇敬されている。765年(天平神護1)神封10戸を授けられ、『延喜式(えんぎしき)』では名神(みょうじん)大社に列し、935年(承平5)正二位となり、1940年(昭和15)国幣中社に列格した。例祭(10月15、16日)は西条のだんじり祭として有名で、16日の川渡しは勇壮である。旧6月15日に加茂川原で夏越(なごし)祭が行われる。

[吉井貞俊]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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