伊藤廉(読み)イトウ レン

20世紀日本人名事典 「伊藤廉」の解説

伊藤 廉
イトウ レン

昭和期の洋画家



生年
明治31(1898)年10月7日

没年
昭和58(1983)年1月24日

出生地
愛知県名古屋市

学歴〔年〕
東京美術学校西洋画科(現・東京芸大)〔大正14年〕卒

主な受賞名〔年〕
中日文化賞〔昭和44年〕,勲三等瑞宝章〔昭和45年〕

経歴
昭和5年にパリから帰国直後二科会員に推挙され、また林武、児島善三郎らと独立美術協会設立、日本洋画壇に新風を吹き込んだが、12年に退会戦後は東京芸大に入って36年には美術部長となり、41年の定年退職後は愛知県立芸大創立メンバーの一人として尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤廉」の解説

伊藤廉 いとう-れん

1898-1983 昭和時代の洋画家。
明治31年10月7日生まれ。昭和2年ヨーロッパに留学し,ルオー制作をてつだう。帰国後,二科展で二科賞を受賞。5年里見勝蔵らと独立美術協会をおこす。18年国画会会員。29年母校東京芸大の教授。のち愛知県立芸大教授。昭和58年1月24日死去。84歳。愛知県出身。本名は廉(きよし)。代表作に「窓に倚(よ)る女」,著作に「絵の話」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「伊藤廉」の解説

伊藤 廉 (いとう れん)

生年月日:1898年10月7日
昭和時代の洋画家
1983年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android