伊賀和志村(読み)いかわしむら

日本歴史地名大系 「伊賀和志村」の解説

伊賀和志村
いかわしむら

[現在地名]作木村伊賀和志

ごうの川の北側に石見国に突出して立地。北から西・南にかけての三周は石見国に囲まれ、東南は大津おおつ村、東が森山西もりやまにし村に接する。元和五年(一六一九)の備後国知行帳に「いかわし村」とあり、高二五九・二五七石。「天保郷帳」は「伊加和志村」と記すが、近世を通じて伊賀和志と記す文献が多い。また「国郡志下調書出帳」には明暦三年(一六五七)の三次藩検地の時、「井河地村」と称したとあり、「芸藩通志」は「もと或は井河地に作る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android