伊達安芸(読み)だて あき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊達安芸」の解説

伊達安芸 だて-あき

伊達宗重(だて-むねしげ)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の伊達安芸の言及

【伊達騒動】より

…66年には亀千代毒殺未遂のうわさがたち医師河野道円父子が殺害され,68年にも同様の事件があって兵部らの陰謀とする非難が高まった。おりから一門伊達安芸宗重は一門伊達式部宗倫と知行地の境界紛争を続け,兵部派の裁定に不満をもち,藩政の非違をあげて幕府に上訴,家中の上訴もあって71年幕府の審議が開始された。3月27日大老酒井忠清邸で兵部派の敗北をさとった原田甲斐は伊達安芸を斬殺,乱闘の中で甲斐も斬死する事件となった。…

【原田甲斐】より

…知行地4183石で宿老の家柄に生まれ,1648年(慶安1)評定役,63年(寛文3)奉行に進む。幼君亀千代の後見として専権を振るう一門伊達兵部少輔宗勝と結び,伊達安芸宗重らの門閥・家臣団,他の奉行と対立した。政争は拡大し幕府への出訴となり,敗訴が決定的となった3月27日大老酒井忠清邸で安芸を斬り,みずからも斬られた。…

※「伊達安芸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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