伏村(読み)ふしむら

日本歴史地名大系 「伏村」の解説

伏村
ふしむら

[現在地名]豊岡市伏

気多けた郡に属し、円山まるやま川に支流出石いずし川が合流する地点の東岸沿いに位置する。北は城崎きのさき今森いまもり村。江戸時代の領主変遷上佐野かみさの村に同じ。正保(一六四四―四八)頃成立の国絵図に村名がみえ、高三〇九石余。宝暦七年(一七五七)の但馬国高一紙では高三九八石余。出石封内明細帳でも高三九八石余(拝領高二八六石余・改出高一一一石余)。小物成は茶代米四石・桑代真綿九三一匁余・糠藁代銀三二匁余、家数五一・人数一九七、鎮守腰掛こしかけ天神(現天満神社)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android