伏蔵(読み)ふくぞう

精選版 日本国語大辞典 「伏蔵」の意味・読み・例文・類語

ふく‐ぞう ‥ザウ【伏蔵】

〘名〙
① (━する) ふし隠れること。表に現われないで潜み隠れること。
乾坤弁説(1656)亨「地震と云は、土大の穴々より、風大吹沖して土中に伏蔵す」 〔墨子‐雑守〕
② (「ぶくぞう」とも) 仏語地中にひめ隠された財宝の蔵。
※観智院本三宝絵(984)下「ふるき仙霊窟、伏蔵地(フクサウのち)、佐々名実長等山と申て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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