伏見院御記(読み)ふしみいんぎょき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「伏見院御記」の意味・わかりやすい解説

伏見院御記
ふしみいんぎょき

伏見天皇日記。『天聴御記』『伏見院宸記』ともいう。もと 70巻と伝えられるが,寛文1 (1661) 年の内裏炎上で大部分焼失。残り8巻が宮内庁書陵部に保存されている。弘安 10 (1287) ~応長1 (1311) 年のうち8年分が部分的に残存する。有職故実社会生活などを記してあり,鎌倉時代末期の史料として重要。『史料大成所収

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android