伝歩(読み)つたいあるき

精選版 日本国語大辞典 「伝歩」の意味・読み・例文・類語

つたい‐あるき つたひ‥【伝歩】

〘名〙 ある物を手掛かりにして、それにつたわって歩くこと。また、とびとびになっているものを踏んで歩くこと。つたいありき。
※黴(1911)〈徳田秋声〉四一「お銀は障子を伝歩行(ツタヒアルキ)してゐる子供様子に目を配りながら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android