伸し葺き(読み)ノシブキ

デジタル大辞泉 「伸し葺き」の意味・読み・例文・類語

のし‐ぶき【伸し×葺き】

檜皮ひわだ葺きの一。ひのき生皮を、葺き足を小さくして葺いたもの。
薄板くぎで打ちつけて葺くこと。また、その屋根

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精選版 日本国語大辞典 「伸し葺き」の意味・読み・例文・類語

のし‐ぶき【伸葺・舒葺】

  1. 〘 名詞 〙 屋根の葺き方の一つ。縦板葺で、上に板の反りを止めるための関板を打たないもの。
    1. [初出の実例]「関板打ぬ舒葺(ノシブキ)の家にだに居ぬ事にてこそあるに」(出典:太平記(14C後)二六)

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