物体をある一方向に伸ばす変形をいう。縮みもまた負の伸びと考えてよい。伸びには2種類がある。一つは、幅を変化しないように保つ場合で、ずりとともにもっとも単純な変形の一つである。ほかは、側面が自由になっているために、伸びとともに幅が縮む場合である。前者の伸びに対する弾性率(張力と伸びひずみの比)は、弾性的等方体ではL=K+(4/3)Gで表される。Kは体積弾性率、Gはずり弾性率である。このような伸びは縦波(たてなみ)弾性波(音波)において表れるので、Lは縦波弾性率ともよばれる。後者の伸びに対する弾性率はヤング率で、ヤング率EはE=9KG/(3K+G)と表される。
[和田八三久・西 敏夫]
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
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