伸立つ(読み)ノビタツ

デジタル大辞泉 「伸立つ」の意味・読み・例文・類語

のび‐た・つ【伸(び)立つ】

[動タ五(四)]伸びて高くなる。「まっすぐに―・った若木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伸立つ」の意味・読み・例文・類語

の‐だ・つ【伸立】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 ( 「のびたつ」の変化した語か )
    1. 伸びて高くなる。成長する。
      1. [初出の実例]「公儀の田地を不失様にして、いか様共のたつ様に上の財用を惜ず」(出典:箚録(1706))
    2. うまくいく。成功する。
      1. [初出の実例]「一商人曰、〈略〉人を頼んで商ひしては、のだつことはない云々」(出典:学談雑録(1716頃))
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 伸ばし立てる。育成する。
    1. [初出の実例]「蔵法師衆も百姓をのだて、郷を賑し」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品一二)

のび‐た・つ【伸立】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 伸びて高くなる。のびあがる。おいたつ。
    1. [初出の実例]「のひ立や駒もすすまず鬼あざみ〈林元〉」(出典:俳諧・桜川(1674)春二)

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