低声(読み)テイセイ

デジタル大辞泉 「低声」の意味・読み・例文・類語

てい‐せい【低声】

ひくいこえ。また、こごえ。「低声に詩を吟じる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「低声」の意味・読み・例文・類語

ひき‐ごえ‥ごゑ【低声】

  1. 〘 名詞 〙 ひくい声。こごえ。
    1. [初出の実例]「この加持とめよ。あなかしこあなかしこ、あやまつな。ただひきごゑを読め読め」(出典:栄花物語(1028‐92頃)後悔の大将)

てい‐せい【低声】

  1. 〘 名詞 〙 ひくいこえ。こごえ。また、声をひそめること。
    1. [初出の実例]「そののち、おのおの合掌して低声に回向するなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)看経)

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普及版 字通 「低声」の読み・字形・画数・意味

【低声】ていせい

低い声。

字通「低」の項目を見る

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