住吉神社(長崎県)(読み)すみよしじんじゃ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「住吉神社(長崎県)」の意味・わかりやすい解説

住吉神社(長崎県)
すみよしじんじゃ

長崎県壱岐(いき)(壱岐市芦辺(あしべ)町住吉)に鎮座祭神は底筒男命(そこつつのおのみこと)、中(なか)筒男命、表(うわ)筒男命。壱岐島の中央に鎮座し、海洋守護の神として各地に祀(まつ)られる住吉神社のなかでも由緒深い神社である。本殿は流造(ながれづくり)。宝物に唐鏡17面を蔵する。例祭は4月11日と11月9日。このほか軍越(ぐさごえ)神事が5月28日(元は1月17日、10月27日にも)に行われ、壱岐神楽(かぐら)の奉奏がなされる。旧国幣中社。

[吉井貞俊]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android