住果(読み)すみはつ

精選版 日本国語大辞典 「住果」の意味・読み・例文・類語

すみ‐は・つ【住果】

〘自タ下二〙
最後まで住む。一生住み通す。また、永久に住み通す。
源氏(1001‐14頃)夕霧「この山里にすみはてなむとおぼいたり」
徒然草(1331頃)七「すみはてぬ世に、みにくき姿を待えて何かはせん。命長ければ辱多し」
夫婦関係が固く定まる。住み着く。
※源氏(1001‐14頃)若菜上「かく、世にすみはて給ふにつけても」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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