佐々主殿(読み)さっさ とのも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々主殿」の解説

佐々主殿 さっさ-とのも

1622-1678 江戸時代前期の武士
元和(げんな)8年生まれ。加賀金沢藩士。前田綱紀(つなのり)につかえ,馬廻組となるが,延宝5年組頭の同意をえずに藩に借銀をねがいでたため,6年10月4日切腹させられた。57歳。死後,邸内から武具軍資金がみつかり,赤貧にたえて非常の際にそなえていたことがわかったという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android