佐々木 忠次郎(読み)ササキ チュウジロウ

20世紀日本人名事典 「佐々木 忠次郎」の解説

佐々木 忠次郎
ササキ チュウジロウ

明治〜昭和期の昆虫学者,養蚕学者



生年
安政4年8月10日(1857年)

没年
昭和13(1938)年5月26日

出生地
福井市

学歴〔年〕
東京帝国大学理科大学生物学科〔明治14年〕卒

経歴
駒場農学校、東京農林学校教授を経て、東京帝大農学部教授に就任。大正10年退官して名誉教授となるまで黎明期にあった日本の昆虫学、養蚕学の発展に寄与、多くの後進を育成した。また農作物害虫を研究し、ニカメイガウンカ生態などを明らかにした。国蝶オオムラサキの属名「ササキヤ」にその名を残す。著書に「日本農作物害虫論」「昆虫分類法」など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「佐々木 忠次郎」の解説

佐々木 忠次郎 (ささき ちゅうじろう)

生年月日:1857年8月10日
明治時代-昭和時代の昆虫学者。東京帝国大学教授
1938年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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