佐々木二六(読み)ささき にろく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木二六」の解説

佐々木二六 ささき-にろく

1857-1935 明治-昭和時代前期の陶工
安政4年生まれ。人形師から陶工に転じ,全国の陶器生産地をたずね,掘込細工という方法を案出,明治35年二六焼を創始した。作品は37年内国勧業博覧会でみとめられ,昭和3年の天皇即位の式典愛媛県の献上品とされた。昭和10年12月死去。79歳。伊予(いよ)(愛媛県)出身本名は六太郎。代表作に「万年青(おもと)」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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