佐岡遺跡(読み)さおかいせき

日本歴史地名大系 「佐岡遺跡」の解説

佐岡遺跡
さおかいせき

[現在地名]満濃町長尾 東佐岡

平形銅剣二口が検出された弥生時代の遺跡。昭和二四年(一九四九)偶然岩の間から露出しているのを発見し抜取られた。一口は長さ四五センチ、最大幅六・四センチで、関部の下に一面三条、他の面に二条の凸線が入っている。他の一口は先端部が欠けており、現存部は全長三七・二センチで、関部の両面に各二条の凸線があり、一面には二線間にX条の凸線が入っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android