佐白山(読み)さしろやま

日本歴史地名大系 「佐白山」の解説

佐白山
さしろやま

笠間盆地東部に位置する。標高一八二・一メートル。古くは三白山と記し、白雉・白狐・白鹿が生息していたので名付けられたと伝える。山頂阿武あぶ山と称し、その東側は奇岩が多く石倉いしくらとよばれる。平安時代までは山中に佐白山正福しようふく寺の伽藍と百坊があったが、鎌倉初期に笠間時朝に滅ぼされた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android