佐竹義隆妻(読み)さたけ よしたかの つま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐竹義隆妻」の解説

佐竹義隆妻 さたけ-よしたかの-つま

1620-1684 江戸時代前期の女性。
元和(げんな)6年生まれ。出羽(でわ)久保田藩(秋田県)湯沢城代佐竹義章の娘。久保田藩3代藩主の義処(よしずみ)と久保田新田藩初代藩主の義長(よしなが)を生んだ。賢夫人として知られ,安積艮斎(あさか-ごんさい)の「烈婦伝」に子供たちに兄弟愛を説いた逸話がおさめられている。貞享(じょうきょう)元年11月18日死去。65歳。号は光聚院。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android