佐藤誠(読み)さとう まこと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤誠」の解説

佐藤誠 さとう-まこと

1908-1989 昭和後期-平成時代の死刑囚
明治41年1月1日生まれ。商事会社経営。昭和25年東京都三鷹(みたか)市牟礼(むれ)で女性が白骨死体で発見された事件犯人として33年最高裁で死刑確定。一貫して無罪を主張し,8回めの再審請求中,平成元年10月27日獄中死亡。81歳。茨城県出身。東京工学校卒。獄中で短歌誌「スズラン」を主宰し,10冊の歌集を出版した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android