佐藤賢一(読み)サトウケンイチ

デジタル大辞泉 「佐藤賢一」の意味・読み・例文・類語

さとう‐けんいち【佐藤賢一】

[1968~ ]小説家山形の生まれ。西洋史素養を生かし、中世から近世にかけてのヨーロッパ舞台にした歴史小説を手がける。「王妃の離婚」で直木賞受賞。他に「ジャガーになった男」「傭兵ようへいピエール」「双頭のわし」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤賢一」の解説

佐藤賢一 さとう-けんいち

1968- 平成時代の小説家。
昭和43年3月12日生まれ。東北大大学院で西洋史を研究中の平成5年,「ジャガーになった男」で小説すばる新人賞。のち執筆に専念し,「傭兵ピエール」「赤目」「双頭の鷲」などの歴史小説を発表する。11年フランス国王ルイ12世の離婚裁判を題材にした「王妃の離婚」で直木賞。26年「小説フランス革命」で毎日出版文化賞特別賞。山形県出身。山形大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android