佐藤麟太郎(読み)さとう りんたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤麟太郎」の解説

佐藤麟太郎 さとう-りんたろう

1839-1876 幕末-明治時代の通詞,官吏
天保(てんぽう)10年生まれ。長崎の英語伝習所にまなび,文久2年通詞となる。木戸孝允(たかよし),高杉晋作らと交遊した。慶応3年二条城内の英語学校教授。維新後,太政官外国館判事,京都府勧業課長などをつとめた。明治9年フィラデルフィア博覧会の事務官長としておもむく途中の,同年4月サンフランシスコで死去。38歳。肥前長崎出身。名は元狩。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android