旺文社世界史事典 三訂版 「何 応欽」の解説
何 応欽
かおうきん
Hé Yīng-qīn
中華民国の政治家・軍人
貴州省に生まれ,日本の陸軍士官学校を卒業。黄埔軍官学校教育長に就任。蔣介石に仕えて北伐軍を指揮し,以来,軍の要職を歴任。1935年には日本と梅津・何応欽協定を締結した。徹底した反共主義者で,第二次世界大戦後は国防部長となったが,中国共産党に敗れ,台湾に退き,国民党中央評議員・政府戦略顧問委員会主任となる。
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