何処と無く(読み)ドコトナク

デジタル大辞泉 「何処と無く」の意味・読み・例文・類語

どこと‐なく【処と無く】

[副]
どことはっきり言えないが、なんとなく。「何処と無く似ている」
どこと定まった場所もなく。
「―地にはふ蔦のあはれなり/越水」〈曠野
[類語]そこはかとないほんのり何となく何とはなしそれとなしに心なしなんだかなにかしら思いなしかほのかぼけっと朦朧もうろうぼやける雲をつかむ不確かもやもや曖昧曖昧模糊模糊ファジー茫乎ぼうこぼうっと茫茫漠漠不明瞭茫漠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android