デジタル大辞泉
「何心地」の意味・読み・例文・類語
なに‐ごこち【何心地】
1 どんな気持ち。なにごころ。
「かかる繁き中に、―して過ぐし給ふらむ」〈源・蓬生〉
2 どんな病気。
「―にかあらむ、そこはかとなくいと苦しけれど」〈かげろふ・中〉
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なに‐ごこち【何心地】
〘名〙
① どのような気持。
※
古今(905‐914)
離別・三七一「惜しむから恋しきものを
白雲のたちなん後はなに心ちせん〈
紀貫之〉」
② どのような病気。
※
源氏(1001‐14頃)
東屋「なに心ちともおぼえ侍らず、唯いと苦しく侍り」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報