何時とも分かず(読み)イツトモワカズ

デジタル大辞泉 「何時とも分かず」の意味・読み・例文・類語

何時いつともか◦ず

いつとも限らず。いつでも。
「いそふりの寄する磯には年月を―◦ぬ雪のみぞふる」〈土佐

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「何時とも分かず」の意味・読み・例文・類語

いつ【何時】 とも 分(わ)かず

いつといって区別することもない。いつというきまりもない。いつでも。
古今(905‐914)恋一・四九〇「夕月夜(ゆふづくよ)さすや丘べの松の葉のいつともわかぬ恋もするかな〈よみ人しらず〉」

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