何時迄草(読み)イツマデグサ

デジタル大辞泉 「何時迄草」の意味・読み・例文・類語

いつまで‐ぐさ【何×迄草/常藤】

キヅタのこと。
「―は、またはかなくあはれなり」〈・六六〉
マンネングサ別名

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精選版 日本国語大辞典 「何時迄草」の意味・読み・例文・類語

いつまで‐ぐさ【何時迄草・壁生草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物きづた(木蔦)」の異名
    1. [初出の実例]「いつまで草は、またはかなくあはれなり」(出典:枕草子(10C終)六六)
  3. 植物「まんねんぐさ(万年草)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「何時迄草」の解説

何時迄草 (イツマデグサ)

植物。ウラボシ科の常緑多年草,園芸植物,薬用植物ノキシノブ別称

何時迄草 (イツマデグサ)

植物。ウコギ科の常緑つる性植物,園芸植物,薬用植物。キズタの別称

何時迄草 (イツマデグサ)

植物。ベンケイソウ科の多年草。オノマンネングサの別称

何時迄草 (イツマデグサ)

植物。オシダ科の落葉多年草。イヌガンソクの別称

何時迄草 (イツマデグサ)

植物。万年草の別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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