何時間(読み)いつのま

精選版 日本国語大辞典 「何時間」の意味・読み・例文・類語

いつ‐の‐ま【何時間】

〘名〙 (過去の)時の経過がそれと意識されないことを表わす。いつか知らないあいだ。
万葉(8C後)五・八〇四「みなのわた かぐろき髪に 伊都乃麻(イツノマ)か 霜のふりけむ」
[補注]中古以後は、「に」を伴って副詞的に用いることが多い。また、「の」を伴うこともある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android