余残(読み)よざん

精選版 日本国語大辞典 「余残」の意味・読み・例文・類語

よ‐ざん【余残】

〘名〙 以前の事柄が、ひき続いて残っていること。現在でも残っている影響。また、わずかに残っている、その余り。
正法眼蔵随聞記(1235‐38)五「建仁寺に初めて入し時は、〈略〉各々心を立てし也、僧正の余残有し程は是の如し」

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