余裔(読み)ヨエイ

デジタル大辞泉 「余裔」の意味・読み・例文・類語

よ‐えい【余×裔】

子孫末裔
末流末派

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「余裔」の意味・読み・例文・類語

よ‐えい【余裔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 子孫。末裔。後裔。
    1. [初出の実例]「余裔為著姓、青紫事農羲」(出典:本朝続文粋(1142‐55頃)一・参安楽寺詩〈大江匡房〉)
    2. 「爰有源家余裔(ヨエイ)尊氏・直義者」(出典:太平記(14C後)一七)
  3. 末流。末派。また、なごり。余波
    1. [初出の実例]「読書をつとめ小うたひをうたふは手習の余裔(ヨエイ)なり」(出典:俳諧・類船集(1676)天)
    2. [その他の文献]〔朱熹‐司馬文正公帖跋〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「余裔」の読み・字形・画数・意味

【余裔】よえい

末裔。

字通「余」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android