余部町(読み)あまるべちよう

日本歴史地名大系 「余部町」の解説

余部町
あまるべちよう

[現在地名]亀岡市余部町・北河原町きたかわらまち

城郭北西にあり、東は河原町かわらまちに続く京街道(山陰道)沿いの東西町並で、長さ三九六間。町内東端の古城ふるしろで京街道を左折すると篠山ささやま(現兵庫県多紀郡篠山町)方面に至る篠山街道(山陰道)となる。なお町内西端は石橋が架かり、これ以西は縄手二七五間で穴川あながわ村に続き、これを八町縄手はつちようなわてとよぶ。地内は住民ともに余部村分。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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