作の鞍(読み)サクノクラ

デジタル大辞泉 「作の鞍」の意味・読み・例文・類語

さく‐の‐くら【作の×鞍】

《伊勢家の作になる鞍の意》伊勢貞継大坪道禅伝授を受けて作ったという鞍。鞍壺くらつぼが深いのが特徴

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精選版 日本国語大辞典 「作の鞍」の意味・読み・例文・類語

さく【作】 の 鞍(くら)

伊勢家の作になる鞍。大坪左京亮道禅の手法を伝えたという伊勢貞継の家系で作った鞍。鞍壺(くらつぼ)が深いのが特徴。一説に、道禅が鹿島の神に祈り、神授によって作ったものであるとして、神作(しんさく)の鞍の意とする。

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