作り病(読み)ツクリヤマイ

デジタル大辞泉 「作り病」の意味・読み・例文・類語

つくり‐やまい〔‐やまひ〕【作り病】

いつわって病気のふりをすること。仮病けびょう
「ある時、―をして、隠れ家にてみづから食物を調へけるに」〈咄・きのふはけふ・上〉
自分から病気をつくりだすこと。また、その病気。
「上の御心より起こったる―」〈浄・聖徳太子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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